緑の環境プラン大賞 受賞一覧(受賞回別)

第31回 緑の環境プラン大賞 受賞一覧

今回の受賞団体は、以下の通りです。

  • シンボル・ガーデン部門
第31回 国土交通大臣賞 (宮城県石巻市)
特定非営利活動法人こころの森 笑顔はぐくむこころの森ガーデン

「こころの森ガーデン」は、2021年4月開園予定の国営の石巻南浜復興祈念公園の「市民活動拠点」におけるシンボルとして「復興の思いとともに、笑顔はぐくむ」空間となるもの。整備にあたっては、公園内に植樹用として私たちが種から育ててきた地域自生の40種の木々と、地域自生の8つの花を中心に、地域固有の森の姿を復活させるとともに、季節ごとに色とりどりの花が咲き、子供を始めとする三世代の笑顔をはぐくみ、来園者の笑顔をはぐくみ、みんなのこころの交流ができる森のガーデンを目指す。


  • ポケット・ガーデン部門
第31回 国土交通大臣賞 (東京都港区)
芝のはらっぱ実行委員会 芝のはらっぱ

目的:市民が主体的に運営する緑と花を通じた活動が軸となる有休空地において、多様な世代の交流促進と地域の生活文化の次世代への継承を行う。概要:住民の憩いと交流の場として、日除け棚や屋根付きデッキなど立ち寄り集える設備づくり、地域住民参加型でのシンボルツリー植樹、植栽やコミュニティ菜園づくり等を行う。また文化継承の面ではまち歩きによる地域の園芸文化や歴史の再発見、地域住民が自宅で育てる植木鉢を持ち寄る「まちの庭」企画等を行う。


  • シンボル・ガーデン部門
第31回 緑化大賞 (京都府亀岡市)
株式会社ユニマットリック 農家の庭に学ぶ「持続可能な都市ガーデン」

市は2018年より暮らしの豊かさや快適性の創造を目的とした「亀岡まるごとガーデン・ミュージアム構想」を打ち出している。今回の緑化プランは、市の構想に沿って地元農家の庭の植物や不要な石材を利用してローメンテナンスな都市環境を形成し、亀岡駅周辺にみどりの文化を感じることのできる拠点を創造するとともに、そのメンテナンスを地域住民や学生のボランティアが担うことで、地域づくりにも資する取り組み。


第31回 緑化大賞 (熊本県宇城市)
豊福地域・農の未来創造協議会 みどりのゆりかご
~豊福の生き物と子供たちを育む庭~

「みどりのゆりかご」では、“本物の自然の学校”を作ることを目指す。熊本地震の復旧が進む一方、子ども達の遊び場や生物たちの住処が失われつつある。そこで工事残土置場となっている未活用地を、本来当たり前であった里山のような「循環型の庭」に再生する。種まき、手入れ、収穫と地域の幅広い世代の人たちが手で触れながら、関わり合いながら生物を保全し、子どもたちの遊びと学びの機会も創出していく。


  • ポケット・ガーデン部門
第31回 コミュニティ大賞 (北海道帯広市)
社会医療法人北斗
十勝自立支援センター
介護老人保健施設 かけはし
地域の遊び場・憩いの場
かけはしパノラマ 屋上ガーデン

当法人では、当施設のある一帯を「北斗福祉村」と名付け、高齢化、人口減少等が引き起こす問題に対応するべく「新たなコミュニティの創出」「地域共生」をテーマとして取り組みを進めている。今回のプランでは周囲を広く見渡せる当施設の屋上を緑あふれ、楽しみや憩いの場所とすることで「多世代交流の促進」、「地域における憩いの場、楽しみの場の創出」、「地域への愛着につながる場の創出」等につなげることを目的とする。


第31回 コミュニティ大賞 (栃木県鹿沼市)
有限会社ウィステリアエステート うわのまち
つどいのつつじガーデン

対象地は鹿沼市新市街にある約365㎡の田畑地である。この田畑地は、往時は「さつき盆栽」の生産地として県内外から盆栽愛好家を集めたが、現在は休耕地となり、一部は所有者が趣味の園芸を楽しむ小さな庭になっている。道路際で、さつきやツツジなどが植わる庭だが、外部者が気軽に立ち入って緑を楽しめる設えにはなっていない。この庭を、地域に開かれ、地域とともにつくる「つどいのつつじガーデン」として改修する。


第31回 コミュニティ大賞 (栃木県佐野市)
佐野市米山南町会 米山南町会花いっぱい活動

町内の中央に位置する公園(遊具広場、グランド)に花壇を作り1年中花のある公園にしていきます。花が咲き誇る公園があることで地域が明るくなり、公園で遊ぶ子ども達、ウォーキングや犬の散歩に訪れる人々やグランドゴルフを楽しむ高齢者に憩いの環境を提供する。地域が明るくなり行きかう人が増えることで防犯にも寄与し、作業を全てボランティア活動することで地域活動の活性化を図ることを目的とする。


第31回 コミュニティ大賞 (千葉県千葉市)
NPO法人緑のきずなプロジェクト 花園公園 レイズドベッド プロジェクト

本来公園の花壇の草花は持ち帰ることができませんが、このレイズドベッドは、市民が草花に触れ、香りを感じて、気になったら持ち帰っても良いレイズドベッドです。『この公園はきれいですね』ではなく『この公園は使ってますね』というのが岩崎先生の考え方です。このプロジェクトには園芸療法が含まれており、具体的には、子供の健全育成、高齢者の健康寿命を伸ばす取り組み、地域のコミュニティ作りを指しています。


第31回 コミュニティ大賞 (東京都多摩市)
恵泉女学園大学
人間社会学部 社会園芸学科
オーガニック・エディブル・
コミュニティガーデン多摩

高齢者の外出機会、住民同士がつながる機会を創出するためにコミュニティガーデンを設置する。観賞用草花だけでなく、食べられる多種多様な植物を植栽し、オーガニック栽培を行う。これにより、小さな子どもからお年寄りまで安心して植物に触れることができ、ビオトープとしての効果も期待できる。従来型のガーデンに加え、レイズドベッドを導入することで、車いすの人も、一般住民も作業や植物に触れることが容易になる。


第31回 コミュニティ大賞 (富山県砺波市)
栴檀野自治振興会 まち・里・ひとが繋がる♬
栴檀野コミュニティガーデン

地区の少子化により今春惜しまれながら閉園になった栴檀野幼稚園は、来春から、地域内外の人たちが集う新しい地域コミュニティの形『(仮称)シェアせんだんの』として再スタートします!園庭に、パーマカルチャーを取り入れたポタジェガーデンを作り、収穫した野菜やハーブを野外キッチンで美味しくいただきます。身近な自然と触れ合い、食育、環境教育の場となる野外コミュニティセンターを目指します。


第31回 コミュニティ大賞 (長野県軽井沢町)
株式会社チャレンジドジャパン 地域に拓けた「屋根緑化」と「空中アート」で共生環境へ!

本プロジェクトの予定地は、知的障がい者の自立支援を目的とした施設「ラッタラッタル」です。入所者は、アトリエスタとよばれ、支援員とタッグを組み、デザイン制作から商品化までの一連の流れを行います。開発商品は、星野リゾート商業施設ほか、全国の百貨店、美術館で展示・販売されていますが、それらの活動が軽井沢町での認知度が低く、閉ざされた場所になっています。緑化プロジェクトを実現することで、地域に拓けた相互理解の場所になることを目的とします。


第31回 コミュニティ大賞 (静岡県浜松市)
聖隷クリストファー大学附属
クリストファーこども園
数世代の人々が憩う中で
子供を育てる聖隷の森づくり

①多様な福祉施設、幼保小中高大の教育機関や医療施設に囲まれ、その関係者や地域住民が自由に自然を満喫できる緑豊かな環境を整備する。②広場の東屋を中核とし、半竹林状態と化した森を、落葉樹・花木・果樹や草花で満ち溢れた里山風にその景観を変貌させる。③緑や草花を楽しみに訪れる数世代の人たちと子供たちが森の中で交流し、自然の変化の中で、子供たちは五感を磨き、自然への対応力を育み、生きる力を身に付けていく。


第31回 コミュニティ大賞 (京都府南丹市)
京都府立 農芸高等学校 僕たちの発信緑!
~郵便局から緑の風をお届けします~

本校は南丹市園部町に所在し、「地域社会の発展に寄与する社会人を養成する」ことを目的としており、生徒が積極的に地域の課題に取り組むことで、地域社会に貢献する取組みを教育課程に位置づけ、活動をしている。 今回のプランにおいては、生徒が学んだ造園に関する専門的な知識・技術を駆使し、市民が集い、憩うコミュニティガーデンにおいて快適な緑化空間を作り、緑化推進の場として提供し、生徒の日頃の学習成果の発表と地域貢献が目的である。